1. 裁判闘争を一層強化してすべての公害裁判に勝利し、全面解決闘争を前進させよう。
  2. 官僚司法を打破し、国民のための司法の実現をめざして司法改革運動を進めよう。
  3. 政府、財界の進める「規制緩和」に反対し、公害・環境行政の後退や大規模公共事業による公害・環境破壊を断固阻止しよう。
  4. 公害被害者・障害者・労働者・国民との連帯と専門家との連帯を強め、公害根絶・環境保全・新たな被害者救済制度の確立・公害被害の完全救済・恒久対策の確立・公害地域の再生のたたかいを前進させよう。
  5. 実効性ある情報公開制度を確立させ、戦略的環境アセスメント法を制定させて、公害・環境対策の前進を勝ち取ろう。
  6. ダイオキシン対策と被害救済を徹底させ、拡大生産者責任を明確にした廃棄物処理法改正を実現し、大量生産、大量消費、大量廃棄の社会経済システムの転換を勝ち取ろう。
  7. 史上最大の社会災害であるアスベスト問題の解決のために、国と大企業の責任を明確にして、アスベスト被害者の全面的な救済と抜本的な対策を勝ち取ろう。
  8. 真に地球環境保全に役立つ温暖化対策の確立を勝ち取ろう。
  9. 公害・環境問題における、アジア諸国をはじめとした国際的な交流・連帯を強めよう。
  10. 最大の環境破壊である戦争に向けた策動に反対し、米国と一体となった集団的自衛権行使を狙った憲法改悪を断固阻止しよう。